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フランチャイズを検討されている企業様の相談に乗った際に、「うちには新しい事業を任せられる適切な人材がいない から」「新規事業に人をまわせるほど、人に余裕がないから」といったお話をよく伺います。

人材の問題は、多くの中小企業にとって、新たな事業への取り組みの際に、直面する課題ではないでしょうか。
今回はフランチャイズの立ち上げにおける人材育成について、下記4つのポイントに沿ってお伝えをさせて頂ければ と思います。
Point1:社長が事業責任者として関わること
Point2:採用活動から社長が関わること
Point3:社員に夢やビジョンを与えること
Point4:社員の夢を理解すること

Point1:社長が事業責任者として関わること
本来社長が注力しなければならない仕事は、「経営戦略の立案」と「人材育成」であると考えております。
その為、人材育成は社長が陣頭指揮を執り、進めていかなくてはなりません。特に新規事業としてフランチャイズに 取り組んだ場合、立ち上げ期には大変多くの経営判断が伴います。
社長自らが事業責任者として取り組むと同時に、 社長の想いや考えを伝え続け、そこに共感し努力してくれる人材、即ち新たな事業責任者を育てていかなければ なりません。

Point2:採用活動から社長が関わること
優秀な人材とは、「社長のビジョンや考えに共感し、個人の目標や夢を会社のベクトルと合わせて実現するために 活動をしてくれる人」と一つ定義しております。どの企業にとっても、このような人材は大変重宝されるでしょう。
その為、採用の段階から社長の想いや考え、実現したいビジョンなどを伝え続けることがとても重要になります。
社長の指示通りに担当者が話をしても、やはり似て非なるもので表面的にしか伝わらないケースが多くあります。

Point3:社員に夢やビジョンを与えること
夢やビジョンをより可視化した形で伝える手段として、

  • 中期経営計画
  • 想定組織図
  • が有効になります。

まずは、中期経営計画を説明し、将来どのような会社にすることを目指しているのか、そのためにこれから行う フランチャイズ事業の重要性と将来ビジョンについてお伝えをしましょう。
次に、より具体的な想定組織図の説明を行い、このフランチャイズ事業をどの規模まで成長をさせたいのか、 また組織体系を開示し、その中でその社員にどのような役割を担ってほしいと考えているのかお伝えをしましょう。
例えば、店舗ビジネスであれば、一店舗からスタートをするため、まず社員は店長を目指す夢を描くことになるでしょう。
会社としては、将来どれくらいの店舗展開を考えており、どの程度の規模の事業部に成長させるのかといった 会社の中での明確な位置づけを確りと伝えることが重要です。

そうすると、社員は店長を目指す夢しか描けなかったものが、
現場スタッフ⇒店長⇒マネージャー⇒事業部長⇒経営幹部
といった夢を描けるようになります。
当然店長を目指しているものと、経営幹部を目指しているものでは働き方も大きく変わることは容易に想像がつく と思います。

Point4:社員の夢を理解すること
Point2に記載の通り、個人の目標や夢を会社のベクトルと合わせるためには、会社が個人の夢を理解していなけれ ばなりません。
個人の夢の実現の為に会社として提供できること、また会社のビジョン実現のために個人に取り組ん でもらいたいこと、互いの目標やビジョンを中心に全てを考えることが出来ます。 そうすることで、個人の為に頑張ることが結果として会社の為になり「個人の目標や夢を会社のベクトルと合わせて 実現するために活動をしてくれる人」を育成することに繋がります。

上記は必ずしも、フランチャイズの人材育成に限ったことではありません。弊社でも、同様の活動を行っております。
是非、皆様の会社でも実践してみてはいかがでしょうか。